阿蘇観光牧場
(元高島炭鉱の機関車)
物件の所在地:熊本県阿蘇町
あし:豊肥本線阿蘇駅からタクシー(結構遠いです)。
鹿児島本線熊本駅又は熊本空港より杖立温泉行きバス乗車、
大観峰下車徒歩30分。
阿蘇駅に降り立ち、駅前のタクシーに乗り込んで、その牧場を目指した。
「そこでなばあっとですか?」(何かあるのですか?)と運転手氏言われたが、
「いや別に・・・」というしかなかった。
阿蘇観光牧場は阿蘇山の外輪山の大観峰の近くにあった。
そこには「トロッコ列車」なるものが走っているはずだった。
機関車は北陸重機製で、割と新しいものである・・・
しかし、その車両はもう動かなかった。
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雄大な阿蘇の大自然の中、その軌道は敷かれていた。 走れば最高のシチュエーションとも思えるのだが。 |
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機関車の内部。そんなに荒れている訳ではない。 しかしもう何年も動かしていないとの事だった。 |
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エンジンルームのカバーは外れて沿線に転がっていた。 暑い夏は常時外して運行していたのだろう。 |
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板台枠の新しめの機関車だった。 ちゃんとホームまで作られている。 しかしこの赤錆び具合・・・走るにはレストアが 必要だろう。 |
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炭鉱で使われていた人車なのか? こちらは驚くほど状態がいい。 |
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機関車の窓から。 軌道は牧場の敷地内をエンドレスで敷かれている。 |
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レールは太い。JRのもののようだ。 遠く(もないのだが)阿蘇山が望まれる。 |
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そこかしこに車両だった部品が放置されていた。 チェーン、エンジンルームカバー、そして車輪。 |
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線路も・・・ このような置かれ方をしているという事は、 上に車両でもいたのだろうか? |
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小さな踏切もあった。 その横には牛が寝ころんでいる。 他に羊もいた。おとなしいヤツで良かったが、 あとで付いてきて弱った。 |
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もう一両の機関車は割ときれいな状態に見えた。 再起の日は来るのか? |
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枕木が積み重ねられている。 延長計画もあったのだろうか? |